オリジナル: http://docs.vagrantup.com/v2/getting-started/index.html
前篇はこちら
同期フォルダ
VMを簡単に作れるのはとてもcoolなことですが、
たいがいの人はターミナルでコンフィグファイルをいじって
sshログインするだけではあまり魅力を感じないでしょう。
しかし、Vagrantの同期フォルダ機能を使えば
そんな人でも少しは魅力を感じるかもしれませんね。
Vagrantではホストマシンの特定のフォルダを
VMの特定のフォルダに自動的に同期してくれます。
デフォルトではホストマシンのプロジェクトディレクトリ(Vagrantfileがあるディレクトリ)と、
VMの/vagrantディレクトリが同期されます。
では、もう一度、vagrant upしてvagrant sshしてVMにログインします。
VM上にもVagrantfileがありますね?これはホストマシンにあるVagrantfileと同じものです。
実際にtouchして確かめましょう。
はぅ!"foo"がホストマシンにできましたね。
ということで同期されていることを確認できました。
同期フォルダを使うことで、
ホストマシンで好きなエディタを使って編集したあと、VMと同期することだってできます。
たいがいの人はターミナルでコンフィグファイルをいじって
sshログインするだけではあまり魅力を感じないでしょう。
しかし、Vagrantの同期フォルダ機能を使えば
そんな人でも少しは魅力を感じるかもしれませんね。
Vagrantではホストマシンの特定のフォルダを
VMの特定のフォルダに自動的に同期してくれます。
デフォルトではホストマシンのプロジェクトディレクトリ(Vagrantfileがあるディレクトリ)と、
VMの/vagrantディレクトリが同期されます。
では、もう一度、vagrant upしてvagrant sshしてVMにログインします。
$ vagrant up $ vagrant ssh ... vagrant@precise32:~$ ls /vagrant Vagrantfile
VM上にもVagrantfileがありますね?これはホストマシンにあるVagrantfileと同じものです。
実際にtouchして確かめましょう。
vagrant@precise32:~$ touch /vagrant/foo vagrant@precise32:~$ exit $ ls foo Vagrantfile
はぅ!"foo"がホストマシンにできましたね。
ということで同期されていることを確認できました。
同期フォルダを使うことで、
ホストマシンで好きなエディタを使って編集したあと、VMと同期することだってできます。
プロビジョニング
UbuntuをベースにしたVMもすでに作ったし、ホストとVMの同期もテストしたので、
次は、Webサーバを作ってみましょうか!
では、早速SSHでVMにログインして、Webサーバをインストール・・・することもできますが、
そうすると、このVagrantfileを使う他のユーザーも同じ作業をしなければなりません。
Vagrantにはビルトインのプロビジョニング機能があるので、それを使いましょう。
プロビジョニング機能を使うとvagrant upしたときに、
Vagrantは自動的にWebサーバなどのソフトウェアをインストールしてくれます。
(なので各ユーザーがWebサーバをインストールする必要がありません)
シェルスクリプトを使ってApacheをインストールしてみましょう。
↓のbootstrap.shを作って、Vagrantfileと同じディレクトリに置きます。
次に、vagrant upしたときにこのスクリプトを実行するように、
Vagrantfileを↓のように編集します。
"config.vm.provision"の行が新しく追加した行です。
マシン起動時に実行すべきシェルをこの行で設定してます。
ファイルパスはVagrantfileがあるディレクトリからの相対パスで指定します。
↑の準備が整ったら、vagrant upするだけで、自動的にプロビジョニングをしてくれます。
シェルスクリプトからの出力がターミナルで確認できます。
もし、VMをすでに起動しているなら、vagrant reloadコマンドを実行ししてください。
vagrant reloadコマンドは、最初のimport処理(?)をスキップして、すぐにリスタートします。
VMが起動したら、Webサーバも起動しています。
まだ、Webサイトを見ることはできませんが、
プロビジョニングが動いたかどうかはVMにSSHでログインして確認できます。
なにがしかを返してくれます。
別のファイルを作ったり、他のソフトをインストールしたりして遊ぶこともできますが、
VMのWebサーバをVMの外から参照するために、
次のステップではネットワークの設定を説明します。
次は、Webサーバを作ってみましょうか!
では、早速SSHでVMにログインして、Webサーバをインストール・・・することもできますが、
そうすると、このVagrantfileを使う他のユーザーも同じ作業をしなければなりません。
Vagrantにはビルトインのプロビジョニング機能があるので、それを使いましょう。
プロビジョニング機能を使うとvagrant upしたときに、
Vagrantは自動的にWebサーバなどのソフトウェアをインストールしてくれます。
(なので各ユーザーがWebサーバをインストールする必要がありません)
Apacheのインストールシェルの作成
シェルスクリプトを使ってApacheをインストールしてみましょう。
↓のbootstrap.shを作って、Vagrantfileと同じディレクトリに置きます。
#!/usr/bin/env bash apt-get update apt-get install -y apache2 rm -rf /var/www ln -fs /vagrant /var/www
次に、vagrant upしたときにこのスクリプトを実行するように、
Vagrantfileを↓のように編集します。
Vagrant.configure("2") do |config| config.vm.box = "precise32" config.vm.provision :shell, :path => "bootstrap.sh" end
"config.vm.provision"の行が新しく追加した行です。
マシン起動時に実行すべきシェルをこの行で設定してます。
ファイルパスはVagrantfileがあるディレクトリからの相対パスで指定します。
プロビジョン!!
↑の準備が整ったら、vagrant upするだけで、自動的にプロビジョニングをしてくれます。
シェルスクリプトからの出力がターミナルで確認できます。
もし、VMをすでに起動しているなら、vagrant reloadコマンドを実行ししてください。
vagrant reloadコマンドは、最初のimport処理(?)をスキップして、すぐにリスタートします。
VMが起動したら、Webサーバも起動しています。
まだ、Webサイトを見ることはできませんが、
プロビジョニングが動いたかどうかはVMにSSHでログインして確認できます。
$ vagrant ssh ... vagrant@precise32:~$ wget -qO- 127.0.0.1シェルスクリプトでApacheのDocumentRootを/vagrantディレクトリにしたので、
なにがしかを返してくれます。
別のファイルを作ったり、他のソフトをインストールしたりして遊ぶこともできますが、
VMのWebサーバをVMの外から参照するために、
次のステップではネットワークの設定を説明します。
ネットワーク設定
現時点では、Webサーバが起動してて、
ホストとVMで同期しているフォルダをDocumentRootにしている状態ですね。
しかし、VM上からしかアクセス出来ないというのはかなりイマイチな感じですね。
このセクションでは、Vagrantのネットワーク設定について説明します。
ポートフォワーディングは選択肢のひとつです。
ポートフォワーディングすると、ホストマシンの指定したポートへのアクセスは
VMの指定したポートへ転送されるようになります。
ということで、さっそくVMのApacheにアクセスできるように設定してみましょう。
といっても、Vagrantfileを少しいじるだけです。
↑のように"config.vm.network"の行をつけたして
vagrant reloadかvagrant upすれば完了です!
VMが再起動したら、http://127.0.0.1:4567/にブラウザでアクセスしてみましょう。
VMのApacheが表示しているページが見えているはずです。
Vagrantはその他にもネットワーク設定方法があります。
例えば、VMにIPを静的に割り当ててみたり、
既存のネットワークを使ったブリッジ設定をしてみたりです。
もし、他のネットワーク設定の興味がある場合は、こちらをご参照のこと。
ホストとVMで同期しているフォルダをDocumentRootにしている状態ですね。
しかし、VM上からしかアクセス出来ないというのはかなりイマイチな感じですね。
このセクションでは、Vagrantのネットワーク設定について説明します。
ポートフォワーディング
ポートフォワーディングは選択肢のひとつです。
ポートフォワーディングすると、ホストマシンの指定したポートへのアクセスは
VMの指定したポートへ転送されるようになります。
ということで、さっそくVMのApacheにアクセスできるように設定してみましょう。
といっても、Vagrantfileを少しいじるだけです。
Vagrant.configure("2") do |config| config.vm.box = "precise32" config.vm.provision :shell, :path => "bootstrap.sh" config.vm.network :forwarded_port, host: 4567, guest: 80 end
↑のように"config.vm.network"の行をつけたして
vagrant reloadかvagrant upすれば完了です!
VMが再起動したら、http://127.0.0.1:4567/にブラウザでアクセスしてみましょう。
VMのApacheが表示しているページが見えているはずです。
その他のネットワーク設定
Vagrantはその他にもネットワーク設定方法があります。
例えば、VMにIPを静的に割り当ててみたり、
既存のネットワークを使ったブリッジ設定をしてみたりです。
もし、他のネットワーク設定の興味がある場合は、こちらをご参照のこと。
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